にっぽんのうた

著作権のない童謡・唱歌などをお聞きいただけます。

五木の子守唄

五木の子守唄

♫ おどまぼんぎりぼんぎり ぼんからさきゃ~ ♪

f:id:ori-iro:20200105130833j:plain


 

f:id:ori-iro:20200609131713p:plain


熊本県球磨郡五木村に伝わる子守唄であり、熊本県を代表する民謡でもあります。

  五木の子守唄   

    歌詞           :     歌詞の意訳

 おどま盆ぎり盆ぎり       : 子守奉公も盆で年季が明け、恋しい父母が
 盆から先きゃおらんと      : 待つ故郷に帰れる日が待ち遠しい
 盆が早よ来りゃ 早よもどる   : 

 おどま勧進勧進         : 私達はびんぼうだが、あの人達はお金持ち
 あん人たちゃよか衆       : で、美しい帯や着物を持っている
 よか衆よか帯 よか着物     : 

 おどんが打死んだちゅて     : 遠く離れたところに、子守奉公に来た私が
 誰が泣いて くりゅきゃ     : 死んだところで、誰も悲しまない。
 うらの松山 蝉が鳴く      : 裏山の蝉が鳴くだけで、寂しい。

 おどんがうっ死んだら      : 私が死んでも墓参りなどしてくれないだろ
 道端ちゃいけろ         : う。ならば道端に埋葬してもらえば、誰か
 通る人ごち 花あぎゅう     : が花でも上げてくれるだろう。

 花は何んの花          : 花は何の花でもいいが、道端にある椿で良
 つんつん椿           : い。水がなくても雨が降って来るから。
 水は天から もらい水      :

 おどんが お父っつあんは    : 私の父は遠くに見えるあの山で仕事をして
 あん山 おらす         : いるだろう。あの山の麓に故郷があり、早
 おらすともえば いこごたる   : く帰りたい気持ちが募って来る。

 おどまいやいや         : 子守にとって、泣き止まぬ子はどうしよう
 泣く子の守にゃ         : もなく、どんなに懸命にあやしても、子守
 泣くと言われて 憎まれる    : の方が悪いと叱られてしまう。
 
 ねんねした子の         : すぐに寝る子は楽で良いが、いつまでも泣
 可愛さ むぞさ         : いて寝ない子は、普段の可愛さとは違って
 おきて泣く子の つらにくさ   : 憎らしい。

 

f:id:ori-iro:20200105131158j:plain


その昔、山深い五木の里の暮らしは厳しく、娘たちは幼いころから家を助けるために
子守奉公に出されました。娘たちは奉公の辛さや父母を思う気持ちを口ずさみ、それ
がいつしか哀調を帯びた「五木の子守唄」になったということです。

五木の子守唄はどれが1番で、どれが2番というものではなく、 また、どれが元唄な
のかもわかっていないということです。

また、歌詞やメロディの発生時期・時代についての記録も伝承もなく、自然発生的に
歌われだしたものが、今日まで伝承されてきたものと思われる、ということです。
(参考資料:五木村役場ウェブサイト)



童謡・唱歌などのCDや本のご紹介です。
 

子供と一緒に歌ったりギターで弾いたり、リラックスして聞きながらの
お昼寝など
ご家族でお楽しみいただけます、ぜひご覧ください。

楽天市場 で見る    Amazonで見る    Yahooショッピング で見る