唱歌と童謡を歌う

著作権のない童謡・唱歌などをお聞きいただけます。

小諸なる古城のほとり

小諸なる古城のほとり

 

♫ 小諸なる 古城のほとり ♪

f:id:ori-iro:20200705152442j:plain


 

f:id:ori-iro:20200705154414p:plain

   小諸なる古城のほとり      作詞:島崎 藤村
                   作曲:弘田 龍太郎

 こもろなる こじょうのほとり : 小諸なる 古城のほとり
 くもしろく ゆうしかなしむ  : 雲白く 遊子悲しむ
 みどりなす はこべはもえず  : 緑なす 蘩蔞は萌えず
 わかくさも しくによしなし  : 若草も 籍くによしなし
 しろがねの ふすまのおかべ  : しろがねの 衾の岡辺
 ひにとけて あわゆきながる  : 日に溶けて 淡雪流る

 あたたかき ひかりはあれど  : あたたかき 光はあれど
 のにみつる かおりもしらず  : 野に満つる 香も知らず
 あさくのみ はるはかすみて  : 浅くのみ 春は霞みて
 むぎのいろ わずかにあおし  : 麦の色 わずかに青し
 たびびとの むれはいくつか  : 旅人の 群はいくつか
 はたなかの みちをいそぎぬ  : 畠中の 道を急ぎぬ

 くれゆけば あさまもみえず  : 暮行けば 浅間も見えず
 うたかなし さくのくさぶえ  : 歌哀し 佐久の草笛
 ちくまがわ いざようなみの  : 千曲川 いざよう波の
 きしちかき やどにのぼりつ  : 岸近き 宿にのぼりつ
 にごりざけ にごれるのみて  : 濁り酒 濁れる飲みて
 くさまくら しばしなぐさむ  : 草枕 しばし慰む

遊子 ⇒ 旅人のこと
籍く ⇒ 下に敷く・敷物。
若草も籍くによしなし ⇒ 若草が敷くほどもない、腰を下ろすほど伸びていない。
草枕 ⇒ (旅先で草で編んだ枕のことから)旅先でのわびしい思いを意味する。

島崎藤村の詩に弘田龍太郎が1925年(大正14年)に曲を付けました。

藤村は英語教師として1899年(明治32年)から6年ほど小諸で暮らしていましたが、
その間の1890年(藤村29歳)の時に作った詩とされています。


HAPPY BIRTDAY!!うれしい記憶がいつまでも残る、とっておきのフラワーギフト

お誕生日に幸せの笑顔がこぼれる「バースディキューブ」